オフィシャルブログ

谷研のよもやま話~第15回~

皆さんこんにちは!

 

大阪府和泉市を拠点に研磨加工などを主に行っている

株式会社谷研、更新担当の富山です。

 

 

 

️ 研磨に使用される道具の種類 ― 適材適所で美しい仕上がりへ

 

 

 

研磨作業は、使う道具によって仕上がりや効率が大きく変わります。

素材の種類や求められる精度に応じて、最適な研磨道具を選ぶことが不可欠です。

ここでは代表的な研磨道具とその特徴を詳しくご紹介します。


砥石(といし)

 

研磨の基本中の基本といえるのが砥石です。

古くから使われ、金属加工から刃物の研ぎまで幅広く利用されています。

  • 特徴:粒度の粗いものは荒削り、細かいものは仕上げ用として活躍。

  • 用途:金属部品のバリ取りや刃物の研ぎ直し。

  • 利点:シンプルながら確実に精度を上げられる。


研磨布(サンドペーパー)

 

柔軟性があり、細かい部分や曲面の研磨に便利な道具です。

  • 特徴:番手(粒度)の幅が広く、仕上げの粗さを自在に調整可能。

  • 用途:木工製品の表面仕上げや金属の細部調整。

  • 利点:安価で扱いやすく、現場の必需品。


バフ

 

研磨機に取り付けて回転させながら使用する布製やフェルト製の研磨具です。

  • 特徴:研磨剤と組み合わせることで、表面を鏡のように仕上げられる。

  • 用途:金属・樹脂・ガラス製品の光沢仕上げ。

  • 利点:最終工程での「美しいツヤ出し」に欠かせない。


ダイヤモンドペースト

 

微細なダイヤモンド粒子を含んだ研磨剤で、最も精密な仕上げに使われます。

  • 特徴:硬度が非常に高い素材に対応可能。

  • 用途:光学レンズ、半導体部品、セラミック製品など。

  • 利点:ナノレベルの滑らかさを実現できる。


その他の道具

 

  • スチールウール:木工や塗装面の下地処理に活躍。

  • ポリッシャー:床や車のボディなど大面積を効率的に研磨可能。

  • 専用スラリー:特定の金属やガラスに合わせた液体研磨剤。


✅ まとめ

 

研磨道具は、ただ削るだけでなく「目的に応じた選び方」が肝心です。

  • 砥石:基本的な整形・調整に

  • 研磨布:細部や曲面に対応

  • バフ:鏡面仕上げに必須

  • ダイヤモンドペースト:超高精度研磨に

 

製品の素材や仕上がりの目的に合わせて道具を適材適所で選ぶことで、効率的で美しい研磨が実現します。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

株式会社谷研では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

大阪府和泉市を拠点に研磨加工などを主に行っております。

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

 

 

 

詳しくはこちらから!

 

apple-touch-icon.png